こんにちはケニーです。
皆さん痩せるためにカロリーの低いものを選んで食べたりしていませんか?
カロリーの摂取を低くすれば痩せることはなんとなくわかりますよね
摂取するカロリー(熱量)についてではなく今回は
今回は消費についてフォーカスを当ててお話を書いていきます。
生きるには燃料を燃やす必要がある
車を動かすには、ガソリンが必要です。車はガソリンを燃やしてその熱量で
エンジンを動かします。
実は、私達の身体も同じように口から熱となる食品を摂取して
身体で熱量に分解して手や足に限らず血液や内蔵を動かしています。
車のアイドリングでもガソリンを消費しています
車は一度エンジンをかけると
アクセルを踏んでいようがいまいがガソリンは常に消費しています。
これは人間も同じで生まれ落ちてから今までずっとアイドリング状態を保っています
寝ていようがいまいが、必ずエネルギーは消費しています。
※車はエンジンを切れますが人間はエンジンを切ってしまう(心臓を止める)と死んでしまうので常にオンにして置かなければいけません
- アイドリングの状態のことを基礎代謝といいます
- アクセルを踏んでいる状態のことを活動代謝といます。
基礎代謝とは
先程も書かせて頂いたとおり、たとえ寝ていても心臓は常に鼓動を続けています。これは止めることができません。
一般的にはこの動いていない時間のほうが長いです。
基礎代謝量は私たちが生命維持のために消費する必要最小限のエネルギーのことです。心身ともに安静にしている状態でも、内臓を動かしたり体温を維持したりするために消費されます。
エネルギー消費の大半を占めるのは基礎代謝。効果的に上げるには?
基礎代謝は燃費とイコール
車は性能だけ見ると少ない燃料で長く走れると優秀であると考えられています。
- 1リッターのガソリンで10km 走る車
- 1リッターのガソリンで20km 走る車
この両方のどちらが性能がよいでしょうか?
- 100馬力の車
- 1,000馬力の車
この両方のどちらが性能がよいでしょうか?
力持ちと燃費がいいは両立しない
実は、この燃費がいい状態と力持ち(馬力の多い)状態は通常のエンジンだと両立することはできません。人間も同じです。
ここにテキストを入力
- 筋肉の少ない人は燃費がとても良く
- 筋肉の多い人は燃費が悪いです。
燃費がいい状態はダイエットの世界では天敵になる
少ない燃料で長く走れる状態は、人間の世界では ちょっとのご飯でたくさん運動ができるということです。とてもいいように聞こえますが、実はこれ恐ろしい状態です。
だってこう考えてください
たくさん運動しても、全然栄養が減らない
どうやったら少しの運動で栄養を減らせるようになるか
これがダイエットの中では一番大事です。
ダイエットの世界ではアクセルを踏み込んでいない状態
基礎代謝を燃やしている状態でもカロリー(熱量)をガンガン燃やし続ける身体が実は理想の身体なのです。
思い出してください。
そうですね!力持ちになればいいのです。
痩せやすい身体だとは
もう察しの言い方は気づいていると思いますが、力持ちの状態というのは筋肉が多い状態の体のことです。
馬力の多い車が力持ちであり、無駄にガソリンを消費するように
筋肉が多い人も、必要以上に無駄にカロリーを消費してくれます。
- 基礎代謝が1500kcal/日 筋肉のない人
- 基礎代謝が1600kcal/日 筋肉質な人
一日100Kcalも差がでると1ヶ月で3000kcalも差が開きます。1年でなんと36,000Kcalです。
なにもしてなくても5kgも痩せる
基礎代謝が一日100Kcal違うだけでなんととてつもなく痩せるのです。
1kgの脂肪を身体から消し去るのに7200Kcalの運動が必要になります。
この1年で36,000Kcalというのは脂肪で換算すると5kgになります。
なんと基礎代謝が1600Kcalの人は、何もすることなく5kgを体から消してることになります。
筋トレでどれだけかわるのか
実は筋トレで大いに変わります。
1kg筋肉増えると基礎代謝は50kcal増える
筋肉が多い人は、肝臓や腎臓、心臓といった代謝が非常に活発な組織も大きい傾向があります。
そのため、報告によって非常に大きな差があるものの、筋肉や内臓、神経、骨などを全て含む「除脂肪量」(=体脂肪以外の量)でみると、筋トレによる除脂肪量1kgの増加につき、基礎代謝量は50kcal近く増える傾向にあります。
国立健康・栄養研究所 – 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所